2011 年 2 月 のアーカイブ

2011年2月9日の朝日新聞に掲載された記事です。

2011 年 2 月 9 日 水曜日

_b_pbgenncb8_b.jpg朝日新聞「うららファイル」   2011年2月9日掲載 

こんな感じの記事です。

【オバマを勝手に応援する会】

成り立ち 

2006年、成田空港に降り立ったオバマ上院議員に、入国管理局職員がこう言いました。「私は福井県小浜市の出身なんです」と。するとオバマ氏は「私はオバマから来ました」とジョークを言ったというのです。これがオバマ氏とオバマ氏との縁、そして私たちの会が発足するきっかけでした。

多数のマスコミ取材

このテレビ報道を見た同市の玉川正隆「羽賀寺」住職が、「市の知名度を上げていただいた、お礼の手紙を出したらどうですか」と、当時の村上市長にメールをしたのです。すぐに手紙や記念品が贈られました。そのご返事はだいぶ後になりましたが。

そして、08年2月4日のスーパーチューズデー、アメリカ大統領予備選挙の山場を迎えました。翌朝、いつものように出社した私に、地元テレビ局が相次いで取材に来て、全てが東京のキー局から全国放送されたのです。その後も、内外のマスコミが押しかけました。

驚いてばかりばかりもいられません。こんな時、どう対処するかが運命の分かれ目なんですね。

「小浜=オバマ」戦略

私はこの話題を今後、どう展開するか考えました。長崎県・雲仙市の小浜温泉など、同名の町や地域は他にもあります。まずその中で、一番にならなきゃいけない。オバマさん関連の取材なら、福井県の小浜市だと言われるよう、目標を立てたわけです。

私たちは、急いで「オバマ候補を勝手に応援する会」を立ち上げました。コンセプトは、「アイラブオバマ」。アメリカ大統領候補のバラク・オバマ氏を応援し、かつ私たちの郷土小浜市を愛し、より良くしていこうというものです。デザイナーの足立さんにオバマ候補の似顔絵を書いてもらい、会名やコンセプト、シンボルマークを整え、関連グッズを作り始めました。行動力ある協力者を得て、アイラブオバマのロゴマークが完成し、オバマTシャツを作り、更に法被、はちまき、スタッフジャンパーなどを次々と用意しました。

そこへ、矢継ぎ早の取材攻勢です。、ニューヨークタイムズ、ロイター通信をはじめ、各国ののテレビ局や新聞の取材を何とかこなしました。そのかいあって、オバマ候補の話題は小浜市という位置を、確立できたのだと思います。

テーマソングやフラ

応援する会には二つの幸運がありました。「エニワン・ブラザーズ・バンド」と「おばまガールズ」です。

小浜出身のミュージシャン木村壽孝さんが、会のテーマソングを作り「エニワン・ブラザーズ・バンド」が演奏しています。木村さんはノーギャラで、大阪から小浜市に駆けつけてくれています。また、オバマ候補はハワイ生まれということで、「おばまガールズ」が誕生しました。イベントは、アメリカCNNが8人編成の撮影チームを送り込み、7分間も全米中継するなど大変な騒ぎ。フラ教室の生徒で、1ヶ月半しか練習期間がなく、しかも1曲しか踊れないフラチームが、いきなり世界デビューしてしまったのでした。

次の節目が、08年6月のハワイ行きでした。おばまガールズに、ハワイのフラダンスイベントに参加しませんかという招待が届いたのです。ハワイ遠征は、女性たちにも旅費を負担してもらわなければなりません。しかし、15人が「ぜひ行きたい」と大乗り気で、彼女たちのパワーに私を含めた男性陣が圧倒されたのを覚えています。ハワイでは、新聞・テレビに大人気。ステージは勿論、カラカウア大通りでの祭りパレードでは、ホノルル市長が、オバマTシャツを着た我々に向かって「オバマ イズ ナンバーワン」「オバマ ナイスタウン」と叫んでくれたシーンもありました。

オバマ氏「オバマに感謝」

同年11月、ついにオバマ大統領が誕生しました。私たちの会も喜びに沸きました。

09年11月、初来日したオバマ大統領から、日本国内での講演で「私は、小浜市民の皆さんに、私のご挨拶と感謝の言葉を伝えることなくしては、ここに来ることは出来ませんでした。」(米国大使館H・Pより)という言葉をいただきました。昨年7月、ジョン・ルース駐日米国大使も小浜市を訪れました。そして今年、ハワイで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)で、オバマ大統領にお目にかかれないかと、淡い期待をいだいています。

郷土・小浜市が有名になったことで、市民の地域への興味が、高まっているように感じます。

そんななか、私たちは「おばまボーイズ」も立ち上げましたが、メンバーがやや不足気味です。我こそはと思われる男性諸君、一緒に踊ってくれませんか。宜しくお願いします。

  東京フジテレビ お台場合衆国ステージにて  

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